4月8日、デイサービスのBPSDのある利用者様の分析が順調に進んで おります。
今、デイサービスからの申し送りが届きました。
先日の利用者様の通所が本日あり笑顔でお帰りになりました。
《エーデルワイスが行った対策》
○桜井リーダーは、家族様にセンター方式の説明を行い「わからないところを助けてください」とお 願いしました。
家族様からは「聞いてくれてありがとう」と、感謝されました。
○本日は、自宅と同様に昼寝を勧めたところ、やはり倦怠感もあったのか、すんなり聞き入れていただき30分ほど寝ることができました。
昼寝後は、スッキリされた様子で元気な頃歌を唄われていた細川タケシの「北酒場」を熱唱し他の皆さんも引き続き唄われカラオケ大会となりました。
○排便も2日目だったため、入浴時の腹部マッサージを行い、なるべく家族様と連携しデイサービス時の自然排泄を計画していく目標としました。
家族様からはコップで○杯と気持ちよく教えていただけます。
○本日の帰宅時には奥様も心配をされ、お迎えに出ていただけました。
本人のから「楽しかったよ!」「世話になったよー」と言っていただき奥様も体中で感激していただけました。
◆★本当に申し訳ありませんでした。上手く情報を聞き取ることが出来ず、ご本人に切ない思いをさせてしまいました。嬉しくて報告を聞いているうちに嬉し涙がこぼれました。◆★
やさしい桜井リーダーも目を赤くし、本当にその人の過去を知ることと家庭における今の生活を知ることの大事さ、そしてスタッフの対応方法の大事さを知りましたと言ってくれました。
★★利用者様から、また教えていただきました。感謝です。★★
・・・教えていただくことばかりですみません・・・・
使用する、しているセンター方式をご紹介します。
●センター方式Aー1(基本情報) 氏名・生年月日・連絡先順番・サービスを導入するまでの経過・その時にあった事・介護保険番号・健康保険など・《利用者台帳に準じます》
●A−4(家庭での過ごし方を24時間で大まかに情報から聞き取り誰が見てもわかるようにしました。(本人の悪い時間にサービスが導入されているか、家族様の負担は大丈夫か)
本人を中心としたマップの作成(プロと係わって支えている人達の把握・本人のなじみの場所行きたい場所の把握)マップから浮かび上がった人達で手をつなぎさせていく。
●B−1シートでは支えてくれている家族の関係性や、家族の思い、家族らの悩み、希望、要望、願いを時間をかけて積み重ねて行こうと思います。
認知症という病気は、家族の絆をばらばらにしてしまいます。
もし、切れそうになっているのであれば、病気前の仲の良い家族となっていただけるように支援をさせていただきます。
●B−2暮らしの情報(わたしの生活史シート)
ご本人が暮らしてきた情報は、前回もお聞きしていますので記入しました。しかし、1曲の歌からや回想法からでも突然、思い出が蘇ります。その時の言葉を記録し家族様と一緒にさぐります。
その人らしさや力の発揮(歌は自慢でした)
●B−3暮らしの情報(わたしの暮らし方シート)
集まりました情報を記入してありますが、センター方式は積み重ねなのでこれからも情報を入れていきます。
長年馴染んだ習慣があります。馴染んだ習慣は馴染みの場所となります。計算が得意な人には、能力にあった簡単な帳簿をお願いすることも可能です。
●D−3シート
焦点情報 水分・排泄・睡眠・活動・ヒヤリハット・バイタルを毎回利用時記入をし、分析に使用しております。
便秘前の水分量の把握・前夜の睡眠状況からのサービス内容を決定・食事量・家庭からの情報も記入し24時間で分析を行います。
●Dー4シート
前回の混乱時のデーターの記入や今回の一日と比べてみたりと24時間を追って精神面を分析します。
(具体的な様子・影響を与えていると思われる事・本人が支援してほしいと思われること)
Dー3シートの併用から便秘時の混乱の把握もできます。
気分の良いときの時間・悪いときの時間・その前後の背景・良いときの時間・普通の時の時間などです。その時の本人の言葉を記入し介護者・家族の気づきも記入します。
●最後はEシートでまとめます。プランのたたき台です。
聞き取りや情報からのデーターのまとめです。
あくまでも利用者本位の視点です!介護者視点ではありません!
BPSDを分析出ずに行う介護は互いの疲労を濃くします。
いつまでも、一日も永く在宅で夫婦で家族で安心して暮らせるように支援を行うのがセンター方式であり、1枚ずつシートを使うことでより明確に希望する介護が現れてきます。
しっかり本人に視点をあてたケアプランが作られるのです。
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介護の方法が理解できると介護は楽しくなり、生きがいに繋がります。スタッフ達の笑顔が一段と美しく輝いていました。
互いの人生に光りが射しますように・・・