論語:政を為すに徳を以てすれば〜(スプリンクラー工事関係者認知症勉強 会)

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「政を為すに徳を以てすれば、譬えば北辰其の所に居て而して衆星の之に共うが如し。」

政(まつりごと)をなすに徳を以てすれば、誓えば北辰(ほくしん)のそ の所に居り、しかして衆星(しゅうせい)のこれに共(むか)うがごとし。

★論語の中でも大好きな論語である。

・・勝手な自分流の解釈をさせていただくが、・・

 二宮尊徳の中でも述べられている「徳」の心を持ち謙虚な気持ちで福祉という仕事に携わり、どのような事があっても動じない心を持つならば、その周りには本物の良い人達が慕い集まってくるであろう。それは、動くことのない北極星のまわりに集まる星のように・・

 人生50年と言われていた昔、50年の凝縮した人生には子供の頃からの修身や論語が生きる指針となって生活の中に一体となって入っていた。

 一日の重み、生かされているという感謝からの父母や先祖への感謝など、人としての当たり前の道徳が心の中に染みこんでいる。

 今、日本人の寿命は、特に女性は90代を超えるという予想がでている。ゆっくりと歩むことが良いのか・・・先日の天地人では影虎が26才で「長く生きすぎた」と・・・その言葉から胸につまるものがあったが、それだけ真剣に生きる時代であり自分の為すべき事を理解していたのであろう。

 人生50年の重みは、いつも心の中に測定するものを持ち備え、迷ったときの道標となり武士道を貫き通す事が出来たのだろう。

 学生時代にも学んだが、その時は空気のように触れ何気なく吸い込み何も感じることなく通り過ぎた時間であった。人生の重みと直面し生きるという真剣さを年寄りから学び、やっとその人生50年の最終で巡り会えた気がした。

 人から見られる自分、人から見られる自分になろうとする自分、自分の中の道標に導かれていく自分、何が大事なのか心の測定値のバランスが狂わないような自分でありたい。

★★★スプリンクラー工事関係者認知症勉強会があります★★★

認知症勉強会は”株式会社北見吉崎工業所”に続き2社目です。
認知症の人をご縁に、認知症を学ぶ機会が得られております。
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ありがたいことです。
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